図面・測定の基礎
三面図の読み方【第三角法・正面図・平面図・側面図を図解】
2026年7月1日·読了 2分

三面図は、立体を複数の方向から見て平面で表す描き方です。日本の機械図面は主に 第三角法 で描かれます。読み方がわかると、平面の図から立体を正確にイメージできるようになります。この記事では配置・線の意味・読む手順を解説します。
第三角法と第一角法
- 第三角法:日本・アメリカなどで標準。「見た方向の側」に図を置く
- 第一角法:ヨーロッパなどで使われる。配置が逆
- 図面の**投影法欄(記号)**で必ず確認する(取り違えると形が反転する)
三面図の配置(第三角法)
- 正面図:もっとも形が分かる基準の面
- 平面図:正面図の上(上から見た図)
- 側面図:正面図の右(横から見た図)
3つの図は互いに寸法が対応します(正面図と平面図は幅が、正面図と側面図は高さが一致)。
線の種類と意味
| 線 | 意味 |
|---|---|
| 太い実線 | 見える輪郭 |
| 破線(隠れ線) | 見えない(裏側の)輪郭 |
| 一点鎖線(中心線) | 円・対称の中心 |
| 細い実線 | 寸法線・引き出し線 |
| 二点鎖線 | 想像線・可動範囲 |
立体をイメージする手順
- まず正面図で全体の形をつかむ
- 平面図で奥行き(上から見た形)を確認
- 側面図で高さ(横から見た形)を確認
- 3つの図を行き来して立体を組み立てる
- 破線(隠れた穴・段差)を必ず確認する
よくあるつまずき
- 投影法を確認せず、第一角法の図を第三角法として読む
- 破線(見えない形状)を見落とす
- 中心線を輪郭と勘違いする
- 1つの図だけで判断してしまう(必ず複数図で確認)
よくある質問(FAQ)
Q. なぜ3つも図が必要なの? A. 1方向だけでは奥行きや裏側が分からないためです。3方向で立体を一意に表せます。
Q. 第三角法か第一角法か、どう見分ける? A. 図面の投影法欄にある記号(円錐を横から見たマーク)で判断します。
Q. 破線は何を表す? A. その方向からは見えない、隠れた輪郭(裏の穴・段差など)です。
まとめ
三面図は「正面・平面・側面を行き来して立体を組み立てる」のが基本。投影法(第三角法か)と隠れ線の確認を忘れずに。
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